2020年のキッチンはどうなる?ワークトップを比較!

家を買った人

キッチンの天板(ワークトップ)を選びたいけど、いろいろありすぎて悩んでいます。簡単に教えてほしい!
一級建築士のながっちです。私自身、新築一戸建てと中古マンションのフルリフォームを経験しています。このシリーズでは、キッチンの顔とも言える「天板(ワークトップ)」のポイントをご紹介したい思います!

Nagarchi

 

1 天板(ワークトップ)って何?

ショールームの天板(ワークトップ)見本

キッチンの天板(ワークトップ)とは

・料理の下準備などを行うキッチンの台、一番上の大きな板。

・ガスコンロや流し台と繋がっているものが一般的。

・調理スペースの為、汚れやすいも物を落としたりして傷つくこともある。

・キッチンの中で一番大きなものなので、キッチンの雰囲気を左右する。

天板をしっかりご自身の好みや目的に沿って選ぶことによって、使いやすいイメージ通りのキッチンになります!

Nagarchi

 

2 天板(ワークトップ)の特徴

しっかり選ばないと後悔するので、天板(ワークトップ)の特徴をまとめました!

色、素材がはっきりと現れるので、キッチン仕様の主役と言っても過言ではないと思います。

機能的にもたくさんありますので、悩むポイントも多いです。

それぞれの特徴をしっかりと理解して、キッチン選びにぜひ活用してください。

・ステンレス

・人工(人造)大理石

・人工(人造)大理石:コーリアン

・セラミック

天板(ワークトップ)で価格を左右するのは素材の違いによるところを大きいです。

それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。

 

ステンレス

画像引用:クリナップホームページより
URL :https://cleanup.jp/kitchen/centro/function/worktop.shtml

ステンレスのメリット

耐水性、耐熱性、耐久性に優れている。

毎日のお掃除もしやすい。

価格が一番安い。

ステンレスのデメリット

細かな線傷がつきやすい。

最近では、表面に細かい凸凹をつけたエンボス加工やバイブレーション加工などでデメリットも解消している商品もあります。

ステンレスの天板(ワークトップ)のおすすめメーカーは「クリナップ」です。

キャビネット本体まで全てステンレスのシステムキッチンを提案しているメーカーで、数十年キッチンメーカーとして培われた技術から機能面とコストのバランスが非常に魅力的です。

最上級システムキッチンの「セントロ」や「ステディア」では、天板(ワークトップ)に「美コート」という特殊コーティングが施された高級なステンレスが採用されています。特に汚れや水などに強く、優れた強度を誇ります。

「クリナップ」、美コート(親水性のセラミック系特殊コーティング)

画像引用:クリナップホームページより
URL :http://cleanup.jp/kitchen/centro/function/worktop.shtml

 

人工(人造)大理石

画像引用:LIXIL(リクシル)ホームページより
URL :https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/alesta/

人工(人造)大理石のメリット

カラフルな見た目にできる。

インテリア性に優れている。

シンク(洗い場)の継ぎ目でシーリングをなくした一体成型が可能。カビが発生しにくい。

人工(人造)大理石のデメリット

ポリエステル系は長く使っていると紫外線により黄色く変色することがある。

アクリル系の耐熱温度は200℃程度。ポリエステル系はもっと低いため、熱いものを直接置くのは止めた方がいい。

重いものを落とすと割れたり欠けたりする。

大理石という名前ですが、人工(人造)というだけあり、実は「アクリル系」または「ポリエステル系」の「樹脂」でできています。

ポリエステル系が安価ですが、アクリル系に比べて汚れやすいため、主流はアクリル系です。

デメリットの部分は、最近では改善されてきており、ほとんど心配しなくても大丈夫です。

しかし、違いは見た目ではわかりにくいので、念のため「アクリル系」か「ポリエステル系」かをショールームで確認した方がいいですね。

人工(人造)大理石の天板(ワークトップ)のおすすめメーカーは「LIXIL(リクシル)」です。

「LIXIL(リクシル)」、「アレスタ」シリーズの人工(人造)大理石のワークトップは、ホワイト系3 色と砂岩調2 色の全5色でインテリアにも合わせやすい淡い色調が、爽やかなキッチンを演出してくれます。

「LIXIL(リクシル)」「アレスタ」シリーズの人工(人造)大理石の天板(ワークトップ)

画像引用:LIXIL(リクシル)ホームページより
URL :https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/alesta/parts/parts03.htm

 

人工(人造)大理石:コーリアン

画像引用:クリナップホームページより
URL :https://cleanup.jp/kitchen/rakuera/

最近では各社、黒系の天板(ワークトップ)も選べるようになっていますが、「上級グレードのみ選択可」というのがお決まりになっているようです。

しかし、少しお手軽な値段で黒系の天板(ワークトップ)を選べる仕様があります。

「クリナップ」、「ラクエラ」シリーズで、世界が認める信頼と品質のブランド、「コーリアン®。を選ぶことが可能になりました。(※コーリアン®、CORIAN®は米国デュポン・関連会社の登録商標です。)

画像引用:コーリアン®ホームページより
URL :http://www.corian.jp

「ラクエラ」シリーズは標準仕様よりも天板だけで25万アップですが、上級グレードでセラミック天板(ワークトップ)を選択するよりも割安になります。

しかも、工務店などがメーカーと取引があれば、普及グレードなので、定価への値引きの掛け率が高い場合が多いです。いい工務店と出会えば半値くらいになる事が多いです。

・高いグレードには手が届かない。

・高いグレードの機能は不要。

という方に、最もオススメな選択肢になるはずです。

「クリナップ」、「ラクエラ」シリーズの人工(人造)大理石の天板(ワークトップ)

画像引用:クリナップホームページより
URL :https://cleanup.jp/kitchen/rakuera/function/worktop.shtml

 

セラミック

画像引用:LIXIL(リクシル)ホームページより
URL :https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/richelle/

セラミックの天板(ワークトップ)は、ガラスや焼き物と同じように高熱によって成形される工業製品の「セラミック」を素材にしています。

セラミックのメリット

耐熱性と耐久性が高い。

汚れにくい。

独特の質感と見た目による意匠性の高さ

耐熱性が高いので、鍋敷き等をしなくても短時間であれば熱くなったフライパンや鍋を直接置く事も出来ます。

耐久性が高いので、金属に比べ硬度が高いため、ほとんど傷は付きません。

まな板を使わず天板でそのまま調理も可能です。

また傷が付きにくいため天板の傷の中に汚れが溜まる事がなく、調味料や薬品などが染みこみにくいので、軽く拭くだけでお手入れができます。

セラミックのデメリット

他の天板(ワークトップ)よりも高価

納期がかかる

他の天板(ワークトップ)よりも、上級グレードに採用されているため、高価です。

他の天板より製作から納品までに時間がかかる(受注後、約4週間後)ため、納期に注意が必要です。

セラミック天板(ワークトップ)のおすすめメーカーは「LIXIL(リクシル)」です。

「LIXIL(リクシル)」、「リシェルSI」シリーズのセラミック天板(ワークトップ)は、ホワイト系3 色と砂岩調2 色の全5色でインテリアにも合わせやすい淡い色調が、爽やかなキッチンを演出してくれます。

「LIXIL(リクシル)」、「リシェルSI」シリーズのセラミック天板(ワークトップ)

画像引用:LIXIL(リクシル)ホームページより
URL :https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/richelle/parts/parts03.htm

 

 

3 まとめ

それぞれの特徴を解説しましたが、それぞれに「メリット」があるので、なかなかすぐには決めることができないかと思います。

そこで最後にもう一度、基本的な性能をまとめます。

耐久性

物を落としたときの衝撃や傷は気になります。

高強度がいいなら「セラミック 」を選ぶことをオススメします。

ステンレスがいい方は、凹凸があるものを選ぶ方が無難です。

その方が、擦り傷のような傷口から汚れが入り込みにくいです。傷に入り込んだ汚れは細菌の発生の原因にもなるので要注意です。

耐汚性・メンテナンス性

食材を扱うところなので、衛生的にも綺麗に保ちたいですね。

共働きで頻繁に掃除ができない場合などは、油などの頑固な汚れを拭き取りやすい素材が向いています。
最近では防汚コートなど特殊コーティングされた商品も多いので、その中から選びましょう。

耐熱性

うっかり熱々の鍋を置いてしまう方は、セラミックで決まりです。

その他、人工(人造)大理石でも熱に強い商品もあります。

耐水性

ほとんど心配しなくていいですが、一部装飾で木材がある場合は注意が必要です。

費用

費用面も気になりますね。

コスト面を重視するならステンレスが比較的安価です。

ただし、クリナップの上級グレードはキャビネット(本体)にもステンレスを使用しているので、キッチン全体の購入を検討している方はよく検討してください。

しかし、簡単に変えることができない部分なので、一番気に入った素材を選びたい方が多数だと思います。

・料理を頑張る方:ステンレス

・インテリア重視の方:人工大理石

・どちらもほしい方:セラミック

このようなイメージで選ぶといいのではないでしょうか。

 

キッチンの天板(ワークトップ)を選ぶために必要なこと!

・それぞれの特徴をよく理解する

・組み合わせによるコスト面で妥協点を探る

お気に入りのキッチンを作りましょう!

Nagarchi

 

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